SEO対策を自力で行う方法!社内合意を得られないSEO担当者必見

初めまして!

山口県下松市在住のSEO歴11年のSEOコンサルタント(内部SEO対策・外部SEO対策・被リンク獲得専門)・アフィリエイター「田村洸典(たむらこうすけ)」@koucorp)と申します。

この記事では、SEOの社内合意を得られない担当者が今すぐやるべきことを紹介しています。

結論から言うと、SEOの社内合意を得たいなら自力で成果を出せるようになりましょう。

アクセス数が少ないなら検索クエリの数を増やす。CVR(コンバージョン率)が低いならペルソナに合わせたCTAを設置するなど。「アクセス数」「売上」を自力で増やせるようになることで、社内合意を獲得しやすくなります。

SEOの社内合意を得られない理由

SEOの社内合意

社内でSEO対策を進めたいけど、社内合意が得られなくて肩身が狭い想いをしている担当者は多いでしょう。

上司や他部署に「SEOは費用対効果が見えないから」という理由で理解を得られないことはよくあります。

ちなみにSEOには以下のようなメリットがあります。

  • 無料で自動的に集客できるようになる
  • 広告費をかけなくても集客できるので広告費の削減に繋がる
  • 既に購買意欲が高まっている人がお問い合わせしてくる
  • 自社の商品・サービスに関心のある人との接点が生まれ、楽しいコミュニケーションが発生する、など

一方でこんなデメリットも。

  • 費用対効果が見えない
  • 成果が出るまでどれくらいの時間や労力、お金がかかるか分からない
  • 必ず成功するとは限らない
  • そもそもSEOが何なのか分かりにくい、など

何をやっているのか分からない

やっていることが本当に成果に結びつくのか分からない

それが社内合意を得られない大きな原因です。

担当者自身も「本当にこれで成果が出るのか分からない」という気持ちでSEO対策に取り組んでいると思います(僕もそうでした)

だからこそ担当者が実際に自力で成果を出してみることが重要だと僕は考えてます(ここで言う成果とは「購入確度の高いユーザーからのお問い合わせ」とします。)

担当者が自力で成果を出せば担当者自身も自分の施策に自信を持てるようになりますし、社内の人たちに「本当に成果が出るんだ!」とアピールできます。

双方にとってメリットでしょう。

まずはSEO対策に取り組む時間を作る

SEO担当者の中には、他の業務をやりながらSEO業務に取り組んでいる人もいるでしょう。

そんな人は1時間だけでもいいので毎日SEO対策に取り組む時間を作りましょう。

自力で成果を出すには、まずは時間の確保が必要です。

上司に相談してSEO対策に取り組む時間を作りましょう。

僕も過去に正社員として勤めていた印刷会社でSEO対策に取り組んでいました。

社内にSEO対策のノウハウが全くない状態からSEO対策をスタートし、半年かけて初成果を出しました↓。

【BtoBのSEO対策成功事例】1日2時間のSEO対策で6か月で4件の新規お問い合わせを獲得
山口県下松市のSEOコンサルタントの田村洸典です。SEO対策とはWEBマーケティングの一種で、Googleの検索エンジンでBtoBコンテンツのページの検索順位を上位表示させる方法を指します。SEO対策する前にWordpressのWebサイトを立ち上げWordpressのテーマや機能を使ってSEO設定しましょう。タイトルやタグ、キーワード選定や記事作成、リンクなどを設定する場合は常にユーザーさん目線を忘れずに!サービス販売の成功率が上がります。上手くいけば権利収入化もできます。SEO作業を成果報酬で受注しているホームページ制作会社もありますがマーケティングを理解した上でSEO作業してくれるのか?必ず情報収集しましょう。koucorp

当時は1日2時間ほどSEO業務に充て、残りは別の業務に取り組んでいました。

記事の内容によってはタイトル修正だけでも他部署の許可を取らなくてはならず、社内連携の意識も必要でした。

今SEO業務に取り組んでいる担当者は、できるだけ周りを巻き込みながらSEO対策に取り組むことをおすすめします。

他部署と連絡を取り合いながらSEO対策を進めることで、実際に成果が出たときのインパクトが強くなります。

何をやっているのか分からない。やっていることが本当に成果に結びつくのか分からないからこそ、できるだけ自分たちがしていることを見える化することが大事です。

すぐすぐ成果が出なくても「アクセス数が増えた」「検索順位が上がった」という数値を見せるだけでも周りは安心するでしょう。

SEOで成果が出ない2つの原因

SEOで成果が出ない原因は「アクセス数が少ない」「CVR(コンバージョン率)が低い」の2つです。

アクセス数が少ない

アクセス数とは、検索エンジンにインデックスされている検索クエリの数が多ければ多いほど、そしてクリック率が高ければ高いほど増えます。

記事数が少ないと検索クエリの数も少なくなるので、記事数が少ない場合は記事数を増やしましょう。

その場合、導入事例や成功事例、お客様の声など自社の商品・サービスを導入してくれそうなユーザーが検索してくるキーワードで記事作成することをおすすめします。

成果に直結しやすいキーワードに絞って記事を作成することで、成果が出るスピードを早くできます。

既にドメインパワーが付いているサイトであれば、それだけで成果が発生することもあります。

逆に記事数があるのにアクセス数が少ない場合は、検索エンジンに引っかかっている検索クエリの数が少ない(または)インデックスされていてもクリック率が低い可能性があります。

検索クエリの状況はGoogle search consoleの「検索パフォーマンス」の「合計表示回数」「合計クリック数」「平均CTR(クリック率)」で確認できます。

  • 検索クエリの数(合計表示回数)(合計クリック数)が少ない場合:既存記事のtitleタグ、description、メタタグ、H1タグ、altタグ、記事本文にキーワードと共起語を追記します。詳しいやり方は「内部対策とは?」をご覧ください。
  • 検索クエリの数が多いのにクリック率(平均CTR)が低い場合:検索クエリの数が多いのにクリック率が低い原因は「タイトルの付け方」です。検索してくるユーザーの検索意図に引っかかるタイトルになっていないせいでクリックされていない可能性があります。実際にGoogle検索して、上位表示している競合サイトのタイトルをチェックしましょう。
    検索意図がズレている場合はタイトルを修正し、タイトルに合わせて記事の内容も修正しましょう。

CVR(コンバージョン率)が低い

CVR(コンバージョン率)を高くするには自社の商品・サービスに関心のあるユーザーを自然にセールスポイントまで誘導させる導線づくりが重要です。

そのためにまずは「ペルソナ設定」が必要です。

ペルソナ設定のやり方

お問い合わせは、自社の商品・サービスに関心のあるユーザーしかして来ないので、まずは自社の商品・サービスに関心のあるユーザーがどんな人なのかを明確にする必要があります。

その上で「ペルソナのニーズにヒットするCTA」を各記事の下部に設置します。

CTAとはコールトゥアクションの略で、ユーザーをセールスページに誘導する宣伝文のことです。

せっかくユーザーがサイトに流入しても、CTAが設置されていなければユーザーはそのまま離脱してしまいます。

CTAがないせいでユーザーが離脱し、CVRが下がっているサイトは意外と多いので注意です。

逆にCTA以外の導線が多すぎても離脱されるので、CTA以外の不要な導線(内部リンク・外部リンク)はCTA周辺から外しておきましょう。

CTAにリンクさせるセールスページ内の不要な導線も一切排除して、お問い合わせフォームに一点集中させる導線にしておきましょう。

※自社の商品・サービスに関心のあるユーザーを集客しないとCTAのクリック数が増えないので、ペルソナが興味を示す記事を増やすことも大事です!

セールスページのアクセス数が増えてきたら、あとは「成果が出るまで待つだけ」なのですが、待つ前にチェックすべきポイントがもう1つあります。

それは「セールスポイントのハードル」です。

せっかくセールスページのアクセス数が増えても、セールスポイントが「10万円の商品の購入」とかだとお問い合わせはなかなか来ないでしょう。

まずは「無料の資料請求」「30分の無料相談」「無料メルマガの登録」など、無料のセールスポイントを設けた方がお問い合わせが来やすくなります。

いきなり高額のバックエンド商品を売り込むのは逆効果なので、フロントエンド商品をまずは用意して、メルマガやインサイドセールスなどで顧客とじっくりコミュニケーションを交わしながら購入意欲を高めてください。

お問い合わせフォームの項目数にも注意です。

入力の手間を省くために「会社名」「名前」「メールアドレス」「電話番号」くらいに留めておくのがベストでしょう。

SEOの社内合意を得たいなら自力で成果を出すべし!

SEOの社内合意を得るには、説得材料が必要です。

何をやっているのか分からない

やっていることが本当に成果に結びつくのか分からない

そんな印象を抱いている社内の人間を説得するには、担当者が自力で成果を出すのが1番です。

成果を出せていないのにいくら伝え方を工夫しても「机上の空論だ」と言われてお終いです。

繰り返しますがSEOで成果が出ない原因は「アクセス数が少ない」「CVR(コンバージョン率)が低い」の2つです。

社内合意を得たい担当者は、まずはこの2つの原因を徹底的に潰すことから始めてみてください。

もしそれでもダメなら、諦めて環境を変えるのも1つの手です。