Google XML Sitemapsの設定方法と使い方【SEOのプロの設定画面を公開】

初めまして!

山口県下松市在住のSEO歴11年のSEOコンサルタント(内部SEO対策・外部SEO対策・被リンク獲得専門)・アフィリエイター「田村洸典(たむらこうすけ)」@koucorp)と申します。

この記事では、Google XML Sitemapsの設定方法と使い方をSEO歴11年のプロである僕の「実際の設定画面」を公開しながら解説していきたいと思います。

結論、Google XML SitemapsはおすすめのプラグインなのでGoogle XML Sitemapsを導入されたい企業様は是非参考にしてください。

※動画で音読解説しています。聞き流しながら習得したい方や、早送りで効率的に習得したい方は動画でご覧ください。

Google XML Sitemapsの役割と効果とは?

Google XML Sitemapsは、Googleのクローラーをサイト全体に効率的に巡回させ、SEO評価を効果的に高めるプラグインです。

Googleの検索順位はGoogleのクローラーが決定するので、自社サイト内にGoogleのクローラーが巡回できるルートを整備しておく必要があります。

その土台となるのが「XMLサイトマップ」です。

XMLサイトマップとは、Googleのクローラー専用のサイトマップで、Googleのクローラーを自社サイト内に満遍なく巡回させる役割があります。

ちなみにXMLサイトマップはユーザー専用のサイトマップではありません。

ユーザー専用のサイトマップは「HTMLサイトマップ」と呼ばれ、ユーザービリティを向上させる目的で使われます。

しかし、HTMLサイトマップはGoogleのクローラー用ではないので、SEO評価を効果的に高めることはできません。

そのため、Googleのクローラー用に別途、XMLサイトマップを用意する必要があるのです。

Google XML Sitemapsの設定方法と使い方とは?SEOのプロが解説

Google XML Sitemapsの設定方法と使い方とは、いったいどういったものなのでしょうか?

まずはWordpressで「Google XML Sitemaps」と検索してプラグインをインストールしましょう。

最近では「All in One SEO Pack」にもXMLサイトマップ機能が追加され、Google XML SitemapsのXMLサイトマップ機能と、All in One SEO PackのXMLサイトマップ機能が衝突する現象が発生しています。

もし、タイトルタグやdescriptionの設定など、SEO機能が用意されていないテーマを使用しているなら「All in One SEO Pack」を残し「Google XML Sitemaps」は無効化しましょう。

XMLサイトマップの機能が2つあると重複ペナルティを食らうリスクがあるので、必ずどちらかに絞りましょう。

もしGoogle XML Sitemapsを使うなら、まずはプラグインの新規追加で「Google XML Sitemaps」と検索し、有効化しましょう。

Google XML Sitemapsを有効化すると、Google XML Sitemapsの設定画面が出てくるので、この記事の設定方法を参考にしながら設定を進めてみてください。

※All in One SEO Packを使用する場合は「All in One SEO Packの設定と使い方【実際の管理画面お見せします】」を参考にしてください。

開始されたpingの結果とは?

Google XML Sitemapsの設定方法と使い方

まず1つ目の項目(開始されたpingの結果)には、「サイトマップURL」と「ping送信のリンク(your sitemap)」が表示されています。

赤い四角で囲っているサイトマップURLをGoogle search consoleに登録することでサイトマップ送信できるようになります。

Google XML Sitemapsを有効化すると、貴社サイトのサイトマップURLが生成されるので、まずはそのURLをGoogle search consoleに登録しましょう。

「ping送信のリンク(your sitemap)」をクリックするとping送信(ping送信先にサイトの更新情報を通知すること)もできます。

Google XML Sitemapsの設定方法と使い方

※ping送信する前にWordpressの「投稿設定」→「更新情報サービス」の箇所にping送信先リストを設定しておきましょう。ping送信先リストは以下のリストをコピペすればOKです(2020年5月22日時点)

http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
http://blogsearch.google.com/ping/RPC2
http://ping.dendou.jp/
http://ping.freeblogranking.com/xmlrpc/
http://pingoo.jp/ping/
http://ping.feedburner.com/
http://ping.rss.drecom.jp/
http://rpc.weblogs.com/RPC2
http://rpc.pingomatic.com/
http://rpc.reader.livedoor.com/ping

Google search consoleのサイトマップ送信とGoogle XML Sitemapsのping送信は、サイトを更新する度にすることをおすすめします。

サイトマップ送信とping送信をすることでGoogleのクローラーをサイト内に呼び込むことができ、インデックス(検索順位の決定)のスピードを早めることができます(といっても2週間以上はかかりますけど…笑)。

基本的な設定とは?

Google XML Sitemapsの設定方法と使い方

基本的な設定」は↑の画像通りに設定すればOKです。

特に「HTML形式でのサイトマップを含める」という項目は、必ずチェックを外しときましょう。

「HTML形式でのサイトマップを含める」にチェックすると、Google search consoleのカバレッジで「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」というエラーが発生します。

投稿の優先順位とは?

Google XML Sitemapsの設定方法と使い方

「Additional Pages」には特に設定する項目はないので、次に「投稿の優先順位」の設定をします。

こちらは「優先順位を自動的に計算しない」にチェックするだけでOKです。

コメント数で優先順位を決めてしまうと、クロールにバラつきが出てしまい、SEO評価が分散する可能性がありますので。

Sitemapコンテンツとは?

Google XML Sitemapsの設定方法と使い方

Sitemapコンテンツ」では、サイトマップを作成するコンテンツの種類を選べます。

まず「ホームページ」は必ずチェックしましょう。

投稿ページ(個別記事)を使っていれば「投稿(個別記事)を含める」にもチェックし、固定ページを使っていれば「固定ページを含める」にもチェックしましょう。

カテゴリーページに関しては、チェックした方がいい場合と、チェックしない方がいい場合があるので要注意です。

※見分け方は↓を参考にしてください。

  • カテゴリーページがない自社サイト→チェックしない
  • カテゴリーページはあるけどnoindexにしている自社サイト→チェックしないチェックする
    ※これまでnoindexを推奨していましたが、下記の記事を参照に今後はindexを推奨することにしました。
    参照元:All In One SEO Packの「noindex設定」
  • カテゴリーページをindexにしている自社サイト→チェックする

「アーカイブページを含める」「投稿者ページを含める」「タグページを含める」のチェックは全て外しましょう。

「アーカイブページ」「投稿者ページ」「タグページ」のサイトマップまで作成してしまうと、重複ペナルティのリスクが高まってしまいます。

「アーカイブページ」「投稿者ページ」「タグページ」は、似たような記事一覧ページが表示されることが多く、重複しやすい傾向があります。

※タグページはサイトマップに含めてもOKです。

Excluded Itemsとは?

Google XML Sitemapsの設定方法と使い方

Excluded Items」では、「サイトマップに含めないカテゴリー」を選択します。

サイトマップに含めないカテゴリーを選択すると、そのカテゴリーとその配下の投稿ページ(個別記事)のクロールが止まるので慎重に設定しましょう。

原則カテゴリーページは全てサイトマップに含めましょう。

※低品質な記事や非公開の記事など、インデックスの優先順位が低い記事が固まっているカテゴリーにはチェックしましょう。特に低品質な記事はクロールされるとサイト全体の評価を下げてしまうので。

Change Frepuenciesとは?

Google XML Sitemapsの設定方法と使い方

Change Frepuencies」では、クロールの頻度を設定できます。

「常時」「毎時」「毎日」「毎週」「毎月」「毎年」「更新なし」の7つから選べます。

「Change Frepuencies」の設定ルールには特に明確な決まりはなく、クローラーに強制力を持たせるものでもないので「常時」か「更新なし」の2択から選びましょう。

僕のサイトでは画像の通り、「カテゴリー別」「タグページ」「投稿者ページ」は「更新なし」。

それ以外は全部「常時」にしています。

【2021年2月5日追記】カテゴリー・タグページは「常時」。「投稿者ページ」は「更新なし」にしてください。

優先順位の設定(priority)とは?|sitemap xml priority

Google XML Sitemapsの設定方法と使い方

優先順位の設定(priority)」では、クロールの優先順位を決められます。

先ほどの「Change Frepuencies」と少し似ていますね。

「優先順位の設定(priority)」も「1.0」「0.0」の2択から選びましょう。

僕のサイトでは画像の通りに設定しております。

【2021年2月5日追記】カテゴリー・タグページは「1.0」にしてください。

Google XML Sitemapsの設定後、Google search consoleにサイトマップ登録する

Google XML Sitemapsを設定すると、サイトマップ用のURLが生成されます(赤い四角で囲っている箇所)。

Google XML Sitemapsの設定方法と使い方

そのURLをGoogle search consoleの「サイトマップ」に設定することで、サイトマップ送信できるようになります。

Google XML Sitemapsの設定方法と使い方

Google search consoleにXMLサイトマップを登録したら以後、自社サイトを更新する度にサイトマップ送信しましょう。

僕も自社サイトを更新する度にサイトマップ送信しています。

↓僕は念のため、サイトマップのトップページだけでなく、個別ページのURLもサイトマップ送信しています。トップページだけだと、正常に全てのページが反映されないことがあるので。

Google search console サイトマップ送信

サイトマップ送信することで、自社サイトにGoogleのクローラーをすぐに呼べるので、インデックス(検索順位の決定)のスピードが早まります。

ということで以上が「Google XML Sitemapsの設定方法と使い方」の説明になります。

Google XML Sitemapsの設定方法と使い方が分からない企業様は是非、参考にしてください。

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