初めまして!
山口県下松市在住のSEOコンサルタント田村洸典 (@koucorp)と申します。
この記事では「SEOコンサルタントの将来性」と、SEOの効果を実感できない3つの原因についてお話しています。
僕自身SEOコンサルタントとして生計を立てているので、SEOコンサルタントの将来性がまだまだあることは実感しておりますが、今のSEOは効果を実感しづらくなっている分、実績を出しづらくなってきています。
そこでこの記事では、SEOコンサルタントの将来性が気になる方へ向けて、SEOの実績を出すために知っておくべきSEOの効果を実感できない3つの原因を解説しております。
結論はこちら!
- SEO対策するメリットを理解していないから
- 売上に結び付かないキーワードで検索順位を上げようとしているから
- ユーザー目線に立てていないから
※動画で音読解説しています。聞き流しながら習得したい方や、早送りで効率的に習得したい方は動画でご覧ください。
SEOは効果ない?SEOの効果を実感できない3つの原因とは?
昔みたいに、被リンクを張れば検索順位が上がる時代であれば目に見えてSEOの効果を実感できていました。
しかし、Googleのアップデートが繰り返されていくうちに、SEOの効果を実感することが難しくなりました。
だからこそ「SEOの効果とはなんなのか?」を今一度確かめる必要があるのです。
SEOの効果とは、「知ろうとすること」で初めて実感できるようになります。
そのためにまずは、SEOの効果を実感できない3つの原因を知ることから始めましょう。
原因①SEO対策するメリットを理解していないから
SEOの効果を実感できない原因として、まず1つ目に挙げられるのが「SEO対策するメリットを理解していないから」
SEOの効果を実感するには、まずはSEO対策するメリットを理解することが大事です。
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では1つ1つ解説します。
無料集客できる
SEOはSNSや広告のようにすぐに結果は出ませんが、軌道に乗れば無料で見込み客を集客できるようになります。
広告だと1クリック〇〇〇円の費用が発生するところを、SEOであれば無料で集客できます。
SEOが軌道に乗れば乗るほど、本来かかるはずの広告費を大幅に削減できます。
例えば、100万円で集客できる見込み客を、SEOだけで集客できたら、
100万円の経費削減に繋がります。
SEOはやり込まなければ、そこまで費用対効果を実感できませんが、やり込めばやり込むほど、費用対効果の高い集客手段となります。
自動集客できる
次にSEOには自動集客できるというメリットがあります。
SEOはコンテンツを作り込めば作り込むほど、多くの見込み客を自動集客できます。
SNSは更新を止めた途端に集客力が下がり始めますし、広告も広告費がなくなった途端、集客力が0になります。
SNSや広告は、それ単体だと集客資産として積み重ならないので、自社サイトにアクセスを流入させながら、自社サイトのSEOの評価を高める糧にします。
SEOは時間や労力、お金をかければかけるほど多くの見込み客を自動集客できるので、最終的には営業がいなくてもコンテンツマーケティングの仕組みだけで売上を伸ばすことが可能になります。
コンバージョン率の高いユーザーを集客できる
SEOの最大のメリットはコンバージョン率の高いユーザーを集客できることです。
Googleで検索してくるユーザーは、「既にニーズを持っている状態」で能動的にコンテンツを読んでくれるので、コンバージョンするまでのハードルがかなり低いです。
その点SNSは、気になる情報がたまたまタイムラインに流れてきて、それを受動的にクリックするユーザーが大半なので、コンバージョン率が低い傾向があります。
SNSの力だけで集めたアクセスは、数の割に成約率が低いので、費用対効果が悪いです。
インフルエンサーと呼ばれる部類に入らないと、収益化は厳しいです。
そのためSNSのアクセスは、キッチリSEO対策された有益なコンテンツに流し込むことをおすすめします。
ユーザーさんが能動的に自社に興味を持ってくれるまで、有益なSEO記事をSNSにシェアし続け、接触の回数を重ねながら自社の商品・サービスに興味を持ってもらいます。
広告の場合はSEOと同様、コンバージョン率の高いユーザーをピンポイントで集客できますが、広告費がかかる上に効果が持続しないので、資金が尽きたらコンバージョン率がガクッと下がります。
それにコンバージョン率の高い「今すぐキーワード」は、既に資金力のある競合他社が独占していることも多いので、参入が難しい傾向があります。
その点SEOは、コンバージョン率の高いユーザーを無料で自動集客できるだけでなく、コンバージョンに結び付くまで時間のかかる見込み客を教育しながら将来的にコンバージョンに結び付ける仕組みも作れるので持続性と安定性があります。
原因②売上に結び付かないキーワードで検索順位を上げようとしているから
SEOの効果を実感できない原因として2つ目に挙げられるのが「売上に結び付かないキーワードで検索順位を上げようとしているから」。
「SEOには効果がない」と諦めている企業ほど、実は売上に結び付かないキーワードで検索順位を上げようとする傾向があります。
例えば、月額制の映画視聴サービスを売る際に、「映画 おすすめ」「映画 口コミ」など、誰でも思いつくようなキーワードで検索順位を上げようとしていませんか?
誰でも思つくキーワードは既に資金力のある企業が独占していることが多く、検索順位を上げるのは、なかなか厳しいです。
ですが、悲観する必要はありません。
誰でも思い付くキーワードは意外と売上に結び付きにくい傾向があるので、今すぐ検索順位を上げる必要はありません。
誰でも思い付くキーワードは、売上に結びつきやすい(または、将来的に売上に結び付く可能性のある)小さなキーワードを1つ1つ上位表示させていけば、自然と上位表示します。
その土台がしっかりしていない状態では、いくら頑張っても誰でも思い付くキーワードは上位表示しません。
「映画 おすすめ」「映画 口コミ」など、誰でも思い付くキーワードは後回しにし、まずは「映画のタイトル名」など、ピンポイントでその映画を視聴したい人(月額制の映画視聴サービスを購入しそうな人)を集客できる小さなキーワードで記事を作りましょう。
小さなキーワードは、売上に結び付きやすい上に競合が少なく検索順位も上がりやすいです。
しかも、小さなキーワードは自分の専門知識をフルに活用しながら記事を書けるので、他社のコンテンツとも差別化がしやすいです。
高品質な記事ができやすく、SEO評価も高まります。
大きなキーワードでいきなり検索順位を上げようとすると、頑張って記事を書いた割に結果が思うように出ず、モチベーションが下がりますが、
小さなキーワードで自分の専門知識を思いきりぶつけていけば、記事を書くのが、めちゃくちゃ楽しくなります(笑)
原因③ユーザー目線に立てていないから
SEOの効果を実感できない原因として3つ目に挙げられるのが「ユーザー目線に立てていないから」。
ユーザー目線に立てていない状態でSEO対策をすると、やがて進むべき方向性を見失い、思うような成果が出なくなります。
そのため自社サイトのSEO対策では、1つ1つの施策を常にユーザー目線に立ちながら徹底的に行うことが大切です。
その濃い積み重ねが、やがて自社の売上を伸ばす資産となります。
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「ユーザー目線に立つ」という行為は意外と難しいです。
もし貴社がいつまでもSEOの効果を実感できず「SEOには効果がない」と思っているなら、まだユーザー目線に立てていない証拠です。
ユーザー目線に立つには、まずはペルソナ設定をする必要がありますが、ペルソナ設定だけで1000文字の記事が完成するくらいペルソナ設定は奥が深いです。
もし既に自社サイトから売上が発生している企業様であれば、自社の商品・サービスを購入してくれたお客様の特徴をペルソナ化して自社サイトの記事を作り込むと売上が伸びやすくなります。
既に自社の商品・サービスを購入してくれた実績のあるペルソナを集客対象にするわけですから。
ペルソナ設定する前より格段に費用対効果が高くなります。
ペルソナ設定は、自社サイトの売上を伸ばすだけでなく、費用対効果を高くする効果もあります。
もしペルソナを設定したい企業様がいらっしゃれば、こちらの記事を参考にしてください。
「SEOには効果がない」と決めつけるのは、まだ早いかも?
いかがだったでしょうか?
「SEOには効果がないと思っていたけど、意外とどうにかなりそうだな」と思っていただけたら何よりです。
自社サイトのSEO対策は意外とシンプルです。
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このルーティンをひたすら繰り返すのみです。
このルーティンさえ確立すれば、自社サイトのSEO対策が楽しくなり、記事を作れば作るほどSEOの効果を実感できるようになります。
そのためにもまずは、この記事で紹介した「いつまでもSEOの効果を実感できない3つの原因」を解消してみてください。
この記事を通して、1社でも多くの企業様がSEOの効果を実感してくれますように。